心不全症候群におけるクロライド:その病態生理学的役割と治療的意義

演者:片岡 一 先生(医療法人慈恵会 西田病院 循環器内科 部長)配信日:2021年6月4日18時 以降はオンデマンドで視聴可能です。 <講演要旨>これまで心不全の病態理解と利尿剤治療は、“ナトリウムと水”を中心として展開されてきました。陰イオンであるクロライドは、陽イオンであるナトリウムの相方として多量に存在していますが、心不全の病態においては、長らく注目されることなく、今日に至っています。 ところが、近年、心不全の予後指標、および病態において、クロライドが果たす役割の重要性が報告されるようになり、私自身、この数年、心不全病態の体液分布制御におけるクロライドの役割を指摘してきました。 一方、腎臓におけるクロライドの役割は、30年ほど前には明らかにされており、尿細管-糸球体フィードバック (tubulo-glomerular feedback) の概念として確立しています。 そこで、この講演では、クロライドを軸に、心不全の病態および利尿剤治療を中心に、お話したいと思います。 講演内容は、第1に、心不全概念の変遷とクロライドが注目されるに至った歴史、第2に、すでに知られているクロライドの生理的役割、最近明らかにされた心不全での役割と心不全クロライド理論の提唱、第3に、クロライドによる体液分布制御の話、第4に、血管内と組織のうっ血について、最後に、クロライドへの治療介入を目指した、利尿剤の位置付けと、クロライド理論に基づく、新たな利尿剤機能分類の提案について、との構成になります。 一連の内容は、心不全病態におけるクロライドが果たす役割を理解する上で、大きな助けとなるでしょう。この講演が、心不全症候群の病態理解と、治療戦略の進歩に寄与することを期待します。 演者:片岡 一先生(Dr.Hajime KATAOKA)西田病院 循環器内科 ノバ・バイオメディカルのウェビナーをもっと見る ノバ・バイオメディカルWebページ

コロナウイルスと腎臓~COVID-19におけるAKI、CKD、および電解質(日本語解説)

コロナに関するホットな3トピック:「COVID-19患者に典型的な電解質異常、その病態生理」「COVID-19に起因したAKIの病態生理と重大性」「CKD患者のCOVID-19感染に関する留意点」 ノバのグローバルMASA(学術)チームが集めた米・欧・中・亜各国の主要な注目論文をポイント解説いたします。各論文の新報告や残る課題を、短時間で網羅的に把握できます。スライド、音声ともに日本語解説となります。英語でご覧になりたい方はこちらからご視聴いただけます。 公開日:2021年2月27日(金)18時~ (公開後はオンデマンドでいつでもご視聴いただけます) 演者 Dennis Begos, MD, FACS, FACRSAssociate Medical Director, Medical and Scientific AffairsNova Biomedical 日本語解説:山本 理 (Masaru Yamamoto,PhD)学術部 部長ノバ・バイオメディカル株式会社 ノバ・バイオメディカル ウェビナーシリーズhttps://www.novabio.us/jp/webinars/ ノバ・バイオメディカルwww.novabiomedical.com

ここまで考えたいイオン化マグネシウムの臨床使用~症例から学ぶ解釈と補充方法~

加藤先生が実際に臨床で経験された「目標濃度を決め、iMg濃度をモニターしながらのMg補充」が功を奏した複数の症例を紹介。救急やICUで実際にイオン化マグネシウム(iMg)測定を既にご活用いただいている先生方はもちろん、これから始める先生方、iMgを知りたい先生方、必見のウェビナーです。 本セミナーは、配信開始後はオンデマンドでいつでもご視聴いただけます。 演者|加藤 崇央 先生(Takao KATO,M.D.) 埼玉医科大学総合医療センター 麻酔科 助教 ノバ・バイオメディカル ウェビナーシリーズhttps://www.novabio.us/jp/webinars/ ノバ・バイオメディカルwww.novabiomedical.com

Critical Care Monitoring von COVID-19 Patienten mit Atemnotsyndrom (RDS)

OnDemand Webseminar Dauer: 1h Loggen Sie sich hier ein zu jeder Zeit! COVID-19 Patienten mit Atemnot benötigen ein umfassendes Point-of-Care Test Menü zur Überwachung und Pflege Dieses Webseminar gibt einen Überblick über die Notwendigkeit erweiterter intensivmedizinischer IVD-Parameter im klinischen Alltag. Erfahren Sie mehr über: Faktenüberblick zu COVID-19Überblick des Managements von COVID-19 Patienten und deren Komorbiditäten […]

血液ガスでわかる!マグネシウムを理解 シリーズ

このシリーズではイオン化マグネシウムを理解するために、5つの話題についてお話します。 マグネシウムの生体内での役割 (約11分)カルシウムとマグネシウムの関係 (約10分)イオン化マグネシウムと総マグネシウムの違い(約10分)マグネシウムの血中濃度と臨床症状(約11分)イオン化マグネシウムを追加することの患者にとっての意義(約20分) 講演者 山本 理 (Masaru Yamamoto,PhD)学術部 部長ノバ・バイオメディカル株式会社 ノバ・バイオメディカルのウェビナーをもっと見る ノバ・バイオメディカルWebページ

イオン化マグネシウム測定の重要性 -JP/iMg

第67回日本麻酔科学会学術集会 共催セミナー(2020年7月オンライン開催) 演者:野口 信弘 先生(琉球大学病院  麻酔科 助教)(本講演は日本麻酔科学会の許諾の元、掲載しております) 演者|野口 信弘 先生(Nobuhiro NOGUCHI,M.D.)琉球大学病院 麻酔科 助教 ノバ・バイオメディカル ウェビナーシリーズhttps://www.novabio.us/jp/webinars/ ノバ・バイオメディカルwww.novabiomedical.com

ICU及び術後のイオン化マグネシウムの実際 – JP/iMg

愛知医科大学病院において、2019年7月から2020年1月までに測定された約4,500件のデータをもとに、ICU及び術後のマグネシウムの実際についてお話いただきました。(約20分) 演者|藤田 義人 先生(Yoshihito FUJITA,M.D.,Ph.D.)周術期集中治療部 教授愛知医科大学病院 ノバ・バイオメディカル ウェビナーシリーズhttps://www.novabio.us/jp/webinars/ ノバ・バイオメディカルwww.novabiomedical.com