汎用血液ガス分析装置
スタットプロファイル® フォックス® ウルトラ
フォックス
最も広範包括的なクリティカルケア分析装置
1 台の分析装置で最大 20 件の検査
フォックスウルトラの臨床的価値に匹敵する血液ガス分析装置は他にありません。本装置は210 マイクロリットルという少量の検体から最大 20項目のクリティカルケア検査をわずか2分間で処理します。
他の部分的検査は 1 分未満で実施できます。
以下の測定項目があります:
pH PCO2 PO2 SO2 % Na K iCa iMg Cl グルコース BUN/尿素 クレアチニン ラクテート Hct Hb O2 Hb HHb COHb MetHb tBil
カスタムメニュー
フォックス ウルトラは、各科の必要検査項目を正確に満たすため、最小5項目から最大20項目までの検査メニューをカスタマイズできます。
しかし、各検体で全ての検査項目を測定する必要はありません。
肺疾患、外科、小児科、救急治療などの患者集団に対して最大 30 個のユーザー指定サブセット (検査項目パネル) を作成できます。
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簡単で素早いタッチスクリーン操作
フォックスウルトラは、直感的な高解像度カラー タッチスクリーンを採用しています。
この新しいユーザーインターフェースでは、速く、使いやすくなっています。グラフィックアイコンを使用し、簡単な 3 ステップ測定操作を視覚的に表示します。
テストメニューの選択
検体容器の識別
検体の吸引
新しい高解像度カラーディスプレイ
フォックス ウルトラは、大きな高解像度カラーディスプレイを組み込んでいます。
大きな書式、明るい色、高解像度により、表示は高品質で、グラフやデータが読み取り易くなりました。
包括的なオンボードデータマネジメントシステム
スタットプロファイル フォックス ウルトラ分析装置に標準搭載されているデータマネジメントシステムにより、以下の広範なデータ取得および報告が可能です。
患者の測定結果、患者統計、QC、登録されたユーザーの保存と検索
名前、ID、日付、場所、オペレーターによるデータ検索
患者、QC、測定、オペレーター報告
追加費用なしで分析装置ネットワーク化
複数のフォックス ウルトラを一つの共通データベースに繋ぐことが可能です。
管理者または登録されたオペレーターは、すべての分析装置から全患者の測定結果、QC 結果、および報告にアクセスできます。
多くの場合、競合企業は高価な付属品としてのみこの機能を提供しており、分析装置の費用が 30%~40% 追加となります。
リモート設定とコントロール
フォックス ウルトラは、複数の分析装置を遠隔で設定、管理、およびモニター出来るので操作にかかわる時間を大幅に短縮します。
ネットワーク(LAN)上 のどのポイントからでも、管理者はリモート分析装置に対して次の機能を実行することができます。
試薬カートリッジと QCカートリッジステータスのチェック
機器の較正ステータスのチェック
較正サイクルの始動
QCステータスのチェック
QC サイクルの始動
測定項目の選択
オペレーターアクセスの制限
基準値範囲、異常値範囲、QC 範囲、QC 頻度、オペレーター、テストメニュー、機器デフォルトの編集
接続性
フォックス ウルトラは、接続性に関する業界基準 POCT1-A2 および ASTM 通信プロトコルに準拠しています。
これらの業界基準により、フォックス ウルトラは LIS、HISやミドルウェアシステムなどの多様な通信システムと容易にネットワークを構築する事ができます。
自動化された真の精度管理
自動QC機能は、厳密な精度管理を維持しながら、複数レベルの液状QCに関するユーザーが実施するべき複数のステップを大幅に削減しています。
COオキシメーターを必要とせずに SO2 %、Hb、HCTを実測
フォックス ウルトラのユニークなテクノロジーは、ヘモグロビン、ヘマトクリット、酸素飽和度を実測できることです。
最新のバイオセンサー、光学技術、アルゴリズムによって、COオキシメーターの追加コスト、ハードウェア、検体容量を増やすことなくこれらの項目を測定できます。
オプションの装置内COオキシメータ
検査項目にヘモグロビン分画が必要な場合、フォックス ウルトラではオプションで最新機能付きCOオキシメーターモジュールを搭載したモデルをご提供しています。
O2 Hb、HHB、COHb、MetHb、tBil等の全 CO-オキシメトリー検査項目パネル
自動較正
光学コンポーネントの自動クリーニング
イオン化マグネシウム
フォックス ウルトラでは、電解質パネルの一部としてイオン化マグネシウムの測定が可能です。
イオン化マグネシウムは心臓の健康で非常に重要な電解質です。
この電解質はカリウムとカルシウムと共に作用して、強力で律動的な心収縮を維持します。
また術後集中治療患者に起こる最も一般的な電解質異常です。
優れた信頼性
スタットプロファイル フォックス ウルトラのハードウェアとソフトウェアは、過去10年間に設置された数千もの前世代フォックス分析装置によって立証された、優れた信頼性に基づいて設計されています。
幅広い診療科に対応
カスタマイズ可能な全血検査メニュー、高速分析時間、低コストにより、フォックス ウルトラは次のような幅広い診療科での測定に対応します。
OR, ICU: ICUや術中の重篤患者の管理に必要な最も総合的な検査項目を提供
救急科
検査室での測定結果報告の待ち時間を短縮し、患者トリアージや患者満足度の向上
緊急検査:
複数の科からの緊急検査の要求に対応
装置の移動:予備バッテリー付きの移動カートに載せたフォックス ウルトラは、病院内のどこにでも移動し、緊急検査を行うことができます。
低コストの緊急検査
フォックス ウルトラおよび長寿命センサーと低コスト試薬カートリッジの組み合わせは、院内で血液ガスを含むその他緊急検査項目の測定を行うのに最も費用対効果の高い方法です。中央検査室と同じコストで20項目の緊急検査を行います。
シングル・テストカートリッジや30日センサーカートリッジを使用する他のポイント・オブ・ケア装置は、5~10 倍の費用がかかります。
フォックス ウルトラに搭載されたデータマネジメントシステムにより、別売りのデータ管理ソフトウェアの購入に伴うコストがかかりません。
このデータマネジメントシステムにより、複数のフォックス ウルトラのネットワーク化が可能となり、接続と記録管理のための費用を削減できます。
FDA 品質システム規制および EN ISO 13485:2016。IVDD テスト済み:
EN 61010-1:2010、EN 61010-2-101:2015、EN 60825-1/A1:2014。
CSA 規格特許技術
特許 6,287,451 / 6,837,976 / EP 1 212 609 / CA 2,375,092 / EP 1497 449 / JP 405 0078 仕様
医療機器届出番号 13B1X10094001013 スタットプロファイル フォックス ウルトラ
医療機器届出番号 13B1X10094001026 スタットプロファイル フォックス