バイオプロファイルFLEX2はノバ・バイオメディカルが開発した画期的なMicroSensor™カード技術と光学測定、凝固点浸透圧法を組み合わせた全く新しい細胞培養環境自動分析装置です。電極に関わるメンテナンスは不要で、測定時間の短縮とサンプル量の大幅な削減を実現しました。
最大16項目を測定可能です: Gluc, Lac, Gln, Glu, NH4+, Na+, K+, Ca++, pH, PCO2, PO2, 合計細胞密度、生存細胞密度、生存率、細胞直径、浸透圧
前世代のバイオプロファイルFLEXとの比較:ケミカルガスセンサー(電極)のメンテナンスが不要になり、必要サンプル量は75%削減され275マイクロリットル、検査時間はわずか4.5分に短縮されました。 96ウェルプレート、シリンジまたは24ポジションのロード&ゴーサンプルトレイからの自動化サンプリングにより、ワークフローの柔軟性と細胞培養モニタリングの効率性を最大化します。
BioProfile FLEX2は完全自動サンプリングを実現します。FLEX2のオンライオートサンプラー(OLS)はシングルユースのベンチスケールバイオリアクターから大規模生産バイオリアクターまで、すべての培養システムの自動サンプリングを可能にします。OPC対応システムに接続すれば、FLEX2 OLSはリアルタイムに自動サンプリングした測定データを転送し、全測定パラメータに対するフィードバック制御が可能です。OLSは最大10台のバイオリアクターに接続可能、10台のバイオリアクターのセットアップ時間はわずか20分程度で可能です。
FLEX2はすでにambr15およびambr250マイクロバイオリアクター装置との完全自動化システムも実現しています。FLEX2のオプションESM(外部サンプリングモジュール)は、マイクロバイオリアクターシステムambr15やambr250からFLEX2にサンプルを自動供給し、分析が可能です。(ambr15、ambr250はSartorius社の商標および登録商標です。)
モジュール | 測定時間 | 検体サイズ |
ガスモジュール |
120 秒 | 275 μL |
化学モジュール Gluc, Lac, Gln, Glu, NH4+, Na+, K+, Ca++ |
120 秒 | 135 μL |
浸透圧モジュール 浸透圧 |
240 秒 | 145 μL |
細胞密度/生存判別モジュール 合計細胞密度、生存判別、細胞直径 |
240 秒 | 135 μL |
全モジュール全検査 | 270 秒 | 275 μL |
装置内の自動液体QCにより、手動QCが不要となりQCメンテナンス作業時間を削減します。QCカートリッジは30日分のQC項目を含みます。QCはユーザーが設定した間隔で自動実行され、QCデータは内蔵ハードディスクに記録され、様々な形式で出力可能です。
24ポジションロード&ゴートレイにより、最も柔軟で効率的なサンプルスループットと細胞培養サンプルの連続的なロードが可能です。
FLEX2 は、96 ウェルプレートから自動化サンプリングができる唯一の細胞培養分析装置です。
シリンジやカップから個別の検体を直接分析することができます。96ウェルプレートからのバッチサンプリングまたはロード&ゴートレイ測定中でも、それらを中断してガスシリンジ検体の実行が可能です。
電子記録の保存と検索
監査証跡